「いますぐ妻を社長にしなさい」の感想

「いますぐ妻を社長にしなさい」という本を読んだ感想を披露します。
帯に「破産寸前の貧乏夫婦に5年で資産数億円をもたらした・・・」とあったので、期待して読んだのですが、私にとっては中途半端な本でした。

本書の内容

本書の骨子は次の通りです。

プライベートカンパニーを作ることで節税になる。

「お金」とは「感謝」(利他)を形にしたもの。

そこで、「自分」ではなく「妻」を金持ちにする。
それが、プライベートカンパニーの社長にするというもの。

「妻」は社長に最適。
その根拠が著者の妻の実例。
しかし、著者の妻はかなり優秀な方のようです。
全ての「妻」に当てはまるとは思えません。

そして、大事なことはプライベートカンパニーでどんな事業をするかということです。

著者のお勧めは「大家業」。
しかし、これはサラリーマンだからできることです。

私の場合、個人事業を営んでいるのですが、法人でもなく、安定した利益を出していないので、銀行で融資を受けるのは無理です。

著者も「大家業」を営んで資産を作ったわけですが、皆がうまくいくわけでないでしょう。
経営センスがあったからだと思います。

本の紹介

◇著者:坂下 仁
著者は三大メガバンクの1つであるM銀行に勤める、現役の銀行員。
◇単行本(ソフトカバー): 187ページ
◇出版社: サンマーク出版 (2014/2/19)
◇内容:破産寸前の貧乏夫婦に5年で資産数億円をもたらした「プライベートカンパニー」とは?借金地獄のどん底で気がついた、サラリーマンが裕福になる方法。(Amazonより)
本の感想(口コミ)

個人事業主の場合は?

「大家業」は個人事業主向きではありませんが、個人事業主が可能な事業はあります。
選び方のポイントが紹介されています。
しかし、これについては著者は経験がないので実際どうなのかは分かりません。

妻を社長にするということ

私は個人事業を営むことで節税になっています。
収益がある程度上がれば、法人化することを考えていました。

その点、共感できるところがあります。
ただ、「妻」を社長にという発想はなかったです。

もっとも、私の場合、自分が金持ちになるというより、家族で幸せになるということを考えているので、当然、家族を役員に考えています。
自分が社長でスタートしても、いずれは「妻」そして「子」に社長業をゆずる予定です。

著者が「妻」を社長にといのは、自分がサラリーマンであるということが大きいと思います。

本の表紙には「サラーリーマンでもできる魔法の資産形成術」とありますが、これは少々誤解を生む表現ですね。

これは「サラーリーマンの妻ができる魔法の資産形成術」とすべきでしょう。

ただ、内容的には「サラーリーマンの妻」=「サラーリーマン」(1世帯)ですので、完全な誤りとは言えませんが。

私が参考になったのは会社の形態です。
会社というと「株式会社」ですが、著者のおすすめは「合同会社」です。詳しくは書いていないので、内容は調べたいと思います。

本書から得るもの

結論からというと、この本はサラーリーマン向きです。
しかも、妻帯者が対象です。
サラリーマンの節税、サラリーマンが資産を築く、金持ちになる方法が紹介されています。

今までこの手の知識がなかった人には新鮮な内容だと言えます。
ただ、著者の実例が紹介されていますが、アウトラインと言える内容です。
実際にこれで成功するには、読者次第となります。

個人事業主では節税の知識がない人には目からうろこかもしれません。
節税の為には個人事業主と法人のどちがいいのかというのは常に問題となるところです。
この本だけ見ると法人が得となりますが、それは収益によるでしょう。

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